インドアのすすめ

30代後半の独身男性。インドア生活を楽しくするヒントと日々の出来事。

人形の国の漫画レビュー・感想(ネタバレなし)

漫画・人形の国のレビューです。この作品・人形の国は一言でいうとSFファンタジー作品です。作者の弐瓶勉氏の作品は初めて読みますが、ファンタジー作品が得意な作家さんのようです。

ナウシカ+SF+変身ヒーローな世界観

遺跡層におおわれた巨大な人工天体「アポシムズ」という世界が舞台となります。極寒の地で暮らす人々、「人形病」という不治の病が蔓延し、強権的なリベドア帝国に支配されるという人類にとって絶望的な設定です。仲間を帝国の兵士に殺された主人公・エスローが不思議な力を持った少女・タイターニアと共にリベドア帝国に立ち向かうというストーリーです。

引用:人形の国1巻より

引用:人形の国1巻より


おおまかな雰囲気として、SFファンタジー作品に風の谷のナウシカの要素をプラスしたような印象です。遺跡や自然とメカニックとの組み合わせがそう思わせます。バトルシーンでは変身もあるので変身ヒーローのかっこよさもプラスされている感じです。つまり、風の谷のナウシカ+SF+変身ヒーロー=人形の国という感じです。

 

まるでゲームを見ている感覚

話がスムーズに進むので、まるで人がやっているゲームを見ている感覚になります。それに作画が白を基調としてふんわり描かれているというか、背景やディテールをあまり細部まで描かれていないのでぼんやりした印象の作画なのです。

引用:人形の国1巻より

引用:人形の国1巻より

その統一感がファンタジー要素を高めてくれているので、あえてそう描いているのだと思います。それが漫画というより、ゲームを見ている感じになるんですね。

僕は子供のころに何故か人がやっているゲームを見ているのがとても好きだったので、なんとなく懐かしい感覚になりました。自分でゲームをやるより、人がやっているのをみるのが楽しいという変わった子供でした(笑)

今後の広がりが楽しみ

作品独自の世界観がしっかりしているので、今後の展開がとても楽しみです。リベドア帝国の暴走を止めるという目的も明確なのですが、まだまだ謎な部分があるのでそこからどうストーリーが展開していくかが気になります。

総評

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ストーリー  5点
作画・画力  3点
テンポの良さ  5点
オリジナリティ  4点
病み付き度  3.5点
総評 4.1点 / 5点満点
※素人による個人的な見解を元にした採点です。

ファンタジー作品が好きな人にオススメなのはもちろん、バトルシーンもありますし、ロボット要素もあり、クセが強い作品かと思いきや、意外とハマる人は多そうな気がします。あと登場する女の子がかわいいですね。

ただ、作画がほぼ白一色で描かれているのでぼんやりしています。それは世界観を描くためにあえてそう描いているのだと思いますが、人によっては嫌いなタッチだと思います。それを踏まえて作画を☆3つにしています。画力という面では抜群なのですが。